帯同準備を進めていると、地味だけど絶対に避けられないのが「口座とカードをどう持つか」問題。今回は、我が家がHouston行きに向けて現在どう整理しているかをまとめてみました。日本にいる間は夫婦別々の口座で問題ありませんでしたが、渡米後は家賃・車・生活費など共同支出が一気に増えます。そのため「生活費は共同、個人収入は個人」という形が管理しやすそうだと考えました。
結論から言うと、ポイントは「生活費は共同で、個人の収入は個人で」というシンプルな線引きでした。我が家は現時点では、日本側は夫婦それぞれの名義口座を維持し、渡米後は米国で共同口座を作る方向で準備を進めています。同じように悩んでいる帯同予定の方の参考になれば嬉しいです。
1. 渡航前に整理した口座・クレジットカード一覧
渡米にあたって関係してくる口座・カードを並べてみると、結構な数になります。
- 日本側:楽天銀行(解約予定)、群馬銀行(生活資金管理)、楽天証券(確認中)、MUFG
- 海外送金:Wise
- 渡米後の米国口座:Chase(予定)、US Bank(予定)
- クレジットカード:Amex(Global Transferで米国に履歴を引き継ぐ予定)
これだけの数があると、「誰の名義にするか」「どの口座を何に使うか」を最初に決めておかないと、後から収支がカオスになります。特に私のように、本業以外にフリーランス的な収入(CrowdWorksでの医療関連の仕事や、このブログ収益など)がある場合は、お金の流れを分けておくことが思った以上に大事だと思い、早い段階で流れを整理しました。
2. 日本の銀行口座は誰の名義にする?
MUFGは候補の一つ
海外赴任者向けサービスが充実しているため、夫名義での開設も検討しています。研究機関とのお金のやり取りが発生する可能性もあり、渡航前に最終判断する予定です
群馬銀行は代理人手続きで継続
私名義の群馬銀行は、非居住者でも継続可能とで確認できたため、解約せずに代理人手続きを進める方向にしました。渡航中の管理は日本にいる家族にお願いする形です。窓口での手続きが必要な銀行もあるので、平日に時間が取れるタイミングで早めに動くのがおすすめです。楽天証券については、非居住者になった際の対応については今後確認予定です。
楽天銀行は渡航直前に解約
一方、楽天銀行はそこまで重要な用途がなく、非居住者の使用はできない旨が記載してあったため、渡航直前にシンプルに解約する予定です。自動振込やサブスクの紐付けを外すのを忘れないようにしたいところ。
3. Wiseは夫婦それぞれ開設する予定
Wiseは「夫婦どちらの名義にすべきか」で少し迷いましたが、最終的には夫婦それぞれが個人名義で開設することにしました。Wiseは1人1アカウントが基本なので、これなら両方のニーズを満たせます。
- 夫名義:研究機関からの給与受取、家族の共同生活費の管理用
- 私名義:フリーランス収入(CrowdWorks報酬、ブログ収益など)の受け取り・管理用
医療職としての収入を、配偶者の口座と混在させずに管理できるのは、確定申告のしやすさだけでなく、プライバシーの観点でも地味にありがたいポイントでした。
4. アメリカでは共同口座を作る予定
生活費の管理という意味では、Chase・US Bankは夫との共同口座(Joint Account)にする予定です。家賃や保育費、車のローンなど共同の支出に直結するものはここから出す想定。どちらの名義でも全額にアクセスできるので、片方が一時帰国している間も困らないのが安心材料です。
ただし、共同口座があるからといって、自動的に私自身のクレジットヒストリーが育つわけではない、という点は要注意。信用情報はあくまでクレジットカードの利用実績から構築されるそうなので、別途自分名義のカードを持つことが大事になりそうです。
我が家は渡航後に現地支店へ相談する予定です。必要書類や条件は時期や支店によって異なるため、最新情報を確認してください。
5. 渡航直後に必要な資金はいくら?
ChaseやUS Bankの口座が実際に使えるようになるまでには、住所確定→来店予約→開設というステップが必要で、どうしてもタイムラグが発生します。そこで活用したいのが、Wiseの米国ルーティング番号付きのUSD口座。
渡航前にこちらへまとまった金額を送金しておけば、到着直後からデビットカードでの支払いに使えるので、Chase開設までの「つなぎ」として機能してくれます。
送金額の目安(我が家のケース)
到着後1ヶ月の想定費用を項目別に出してみると、だいたいこんなレンジになりました(家族4人、保育は当面家庭保育、車は中古購入を想定)。
| カテゴリ | 想定額(USD) |
| 住居(敷金・初月家賃など) | $3,150〜5,350 |
| 車(中古・頭金想定) | $1,775〜4,050 |
| 生活立ち上げ(家具・携帯・通信) | $1,250〜2,550 |
| 保険・医療 | $100〜500 |
| 食費・雑費 | $1,000〜1,500 |
車の購入方法(現金一括か頭金+ローンか)によって金額の振れ幅が大きいため、まずは車以外の確実な費用分($7,000〜12,000程度)を先行して送金し、現地で車の方針が固まったタイミングで追加送金する、という段階的なやり方が為替リスクも抑えられて良さそうだと判断しました。
送金額の根拠:到着後1ヶ月の費用明細
上記の金額がどこから出てきたのか、項目別の明細を残しておきます(家族4人、保育は当面家庭保育、車は購入方法未定の前提)。
| 項目 | 想定額(USD) | メモ |
| 敷金(デポジット) | $300〜800 | 物件により変動 |
| 初月家賃 | $1,400〜2,200 | 2BR・研究機関近郊想定 |
| 翌月分先払い | $1,400〜2,200 | 求められる場合あり |
| Application fee | $50〜150 | 入居審査料、人数分 |
| 車の頭金(現金一括 or ローン併用) | $1,500〜15,000 | 購入方法で大きく変動 |
| 自動車保険(初月) | $150〜300 | |
| 運転免許関連 | $25〜50 | テキサス州移行手続き |
| 登録・タイトル費用 | $100〜200 | 車両登録関連 |
| 家具・家電 | $800〜1,800 | 中古・IKEA活用前提 |
| 日用品・寝具 | $300〜500 | |
| 携帯電話(2回線) | $100〜150 | 契約変更含む |
| インターネット開通 | $50〜100 | 初期費用 |
| 健康保険ギャップ・受診 | $100〜500 | 研究機関の保険適用までの間 |
| 食費・日用品 | $1,000〜1,500 | 4人家族、外食含む |
車関連の費用は購入方法によって振れ幅が一番大きい部分。現金一括なら車本体($8,000〜15,000程度)がそのまま必要になるのに対し、頭金+ローンなら$1,500〜4,500程度に抑えられます。ただし渡米直後はクレジットヒストリーがないため、ローンが組みにくい可能性がある点には注意が必要です。
よくある質問
Q. 日本の銀行口座は非居住者でも維持できる?
金融機関によって対応が異なります。我が家の場合、楽天証券・群馬銀行は代理人手続きをして維持する方向で進めていますが、楽天証券・楽天銀行については非居住者になった際の具体的な取り扱いを各機関に確認しながら手続きを進めている段階です。銀行によっては非居住者になると口座維持自体ができないケースもあるため、早めに各行に直接確認するのが確実です。
Q. Wiseは夫婦で共有できる?
Wiseは基本的に1人1アカウントの個人名義サービスのため、「共有」はできませんが、夫婦それぞれが個人名義で開設することは問題なくできます。我が家は、夫名義(給与受取・共同生活費用)と私名義(フリーランス収入管理用)で別々に持つ形にしました。
Q. J-2でもクレジットヒストリーは作れる?
J-2ビザであることが直接の障壁になるわけではありませんが、クレジットヒストリーは口座の有無ではなく、クレジットカードの利用実績の積み重ねから構築されるものです。共同口座を持っていても自動的に履歴が育つわけではないため、自分名義のクレジットカードを早めに持って、利用実績を積んでいくことが大事になりそうです。Amex Global Transferで日本のカード履歴を引き継げるかどうかも、合わせて確認していく予定です。
おわりに
こうして並べてみると、口座・カード関連だけで半年以上のタスクがあることがよく分かります。特に代理人手続きやAmex Global Transferのように「窓口対応が必要」「事前申請が必須」なタスクは、後回しにすると渡航直前に詰むタイプの作業なので、早めに着手するのがおすすめです。
次回は、実際に進めたAmex Global Transferの手続きの様子をレポートする予定です。
※この記事は渡航準備中の内容です。実際に口座開設・カード発行が完了したら、手続きの流れやかかった日数を追記します。


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